【大雨・台風】悲劇は最小限に!トイレ逆流後の正しい掃除と消毒手順
汚水には雑菌が大量!健康を守る為にするべき事は?
こんにちは!「水まもり隊」です!
以前から”大雨”や”台風”といった内容について触れてきましたが、特に前回のブログでは、大雨の真っ最中に「トイレを流して良いサイン・ダメなサイン」について書かせていただきました。
しかし、どんなに気をつけていても想定外の豪雨で突然トイレがボコボコと逆流したり、使うと危険なサインをウッカリ見逃してしまったり、汚水が床に溢れてしまう事はあるかと思います。
そこで「うわっ最悪!」と、急いで雑巾やお掃除シートでササッと拭き取って終わり。
「次からは気をつけなくちゃ!」….ちょっと待ってください! 実はそれ、非常に危険な状態なんです!!

ではどんな処置が正しいのか?今回は万が一トイレが逆流してしまった時の、「感染症を防ぐための正しい掃除・消毒手順」を分かりやすく解説いたしますね。
なぜ「ただ拭くだけ」じゃダメなの?
下水管から逆流してきた水(汚水)には、病原細菌である腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌-O157等)や、病原ウイルスのノロウイルス等、様々な病原性微生物、他にも見えない汚れが大量に含まれています。
水拭きとカラ拭きを繰り返しただけでは見た目は綺麗でも、じつは前述の危険な微生物等は残っていて、そのまま放置してしまうと、悪臭が発生するかもしれないだけでなく、乾燥した菌が空気中に舞い上がったり、手足に付着し、そこから感染症や食中毒にかかってしまう危険性があります!
「汚水を処理する時は、感染症対策が必須」と、絶対に覚えてくださいね!
【①準備】お掃除前の必須アイテム
逆流してしまった水(汚水)のお掃除には、汚水に直接触れたり飛沫を吸い込んだりしないよう、完全防備で挑みます。
以下の物を絶対に準備してください!
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使い捨てのゴム手袋(2重にすると安心です)
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使い捨てのマスク
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ゴーグルやメガネ(目への飛沫防止)
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足元を覆うビニール袋(靴下の上に履いて輪ゴムで止める)
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家庭用塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
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大量の古布や新聞紙、ペーパータオル
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45リットル程度のゴミ袋(2〜3枚)
ちなみに上記の物は、最悪ご家庭に無くても他の何かで代用が可能な物ですが、塩素系消毒剤は必須アイテムです!
なぜなら、水周り関係の感染症(水系感染症)であげられる病原性微生物のうち、病原原虫以外の病原細菌と病原ウイルスは基本的に塩素に弱いからです。
もし今ご自宅に無い場合は、いざという時の為にストックしておくと安心ですよ!
【②実践】正しい掃除と消毒の3ステップ
準備ができたら換気扇を回し、窓を開けてしっかり換気をしながら、早速お掃除スタートです!
ステップ1:汚水を「吸い取る」
まずは溢れた水を拭き取るのではなく、古布や新聞紙を上から被せて「吸い取らせて」ください。
そして使用した布や新聞紙は、直ぐに用意したゴミ袋に捨てます。
※濡れた床をいきなりこすって拭くと、汚れや菌を周囲に広げてしまうためNGです!
ステップ2:床を「水拭き」する
水分をあらかた吸い取ったら、綺麗な雑巾やペーパータオルで外側から中心に向かって汚れを拭き取っていきます。
ここでも使ったものはどんどん、直ぐにゴミ袋へ捨ててください。
ステップ3:次亜塩素酸で「消毒」する
汚れが取れたら、最後に消毒です。
バケツに水を入れ、家庭用塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を規定の量で薄めた消毒液を作ります。
ペーパータオルを消毒液に浸して軽く絞り、床全体を丁寧に拭き上げます。
その後、10分ほど放置してから、最後に綺麗な水で固く絞った雑巾で水拭きをして完了です!
※アルコールスプレーはノロウイルス等、一部の強力な病原性微生物*には効果が薄い為、繰り返しになりますが!必ず!「塩素系漂白剤」を使用してください!!
*病原性微生物のうち、水周りでの感染症(水系感染症)で過去の事故の事例としてあった”クリプトスポリジウム”と”ジアルジル”という病原原虫はオーシストと呼ばれる形(殻)で存在する為、強い耐性を持っています。その為「塩素消毒するから100%大丈夫!」と油断は禁物です!
【③後処理】使った道具の処理方法
掃除が終わったら、使用した手袋、マスク、雑巾、足元のビニール袋などは、すべて「汚水がついたゴミ」として処分します。
ゴミ袋の空気をしっかり抜き、口を固く縛って、各自治体のルールに従って捨ててください。

そして忘れてはいけないのは、ちゃんと防護してお掃除をしても、最後には石鹸でしっかりと手洗い・うがいをしてくださいね!
可能であれば、そのままシャワーで全身洗ってしまうと、より安心です!
自力での復旧が難しい…そんな時はプロへ!
「廊下や他の部屋の方にまで汚水が溢れてしまった」「床下まで汚水が流れ込んでしまった気がする」「逆流の影響か、便器の奥に何か詰まっているようで、水が引かない」
お手洗内の床の表面上を拭き掃除する事は自力でできても、上記の様に、お手洗内を越えて汚水が溢れ手に負えない、二次被害が続いている、あるいは見えない部分の被害や、配管自体への影響(トラブル)まではなかなか確認できない為、不安が残る…
そんなご自身では手に負えない、もしくは少しでも不安が残る時や、悪臭が消えない場合は、私たち「水まもり隊」にご相談ください! プロの技術で排水管の点検や高圧洗浄を行い、見えない部分のトラブルも根本から解決いたします。
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