【掃除しても消えない悪臭】排水管の「トラップ」とは?放置すると危険な“つまり”のリスク
掃除したのに、まだ下水臭い…とお悩みの方へ!
こんにちは「水まもり隊」です!
前回の記事では「秋の長雨と夏の汚れが重なって起きる悪臭のメカニズム」について解説しました。
まだ読んでいない方は、ぜひ下記リンク先の記事もチェックしてみてくださいね!
そこで、こちらの記事を読んでいただいて、あるいは普段から市販のパイプクリーナーでお掃除をしていて、夏∼秋にかけて発生しやすい悪臭はスッキリ解決している(もしくは、そもそも発生していない!)方も多いと思いますが
…が、中には
「言われた通り掃除したのに、どうしても下水臭さが消えない!」
「以前住んでたマンションでは問題なかったのに、引っ越したら同じ掃除方法なのに嫌な臭いがするようになった!」
「いろんな製品(商品)・掃除道具・方法を試したのに、まだ臭い!」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、それは(排水口の先、排水管内の)表面の汚れではなく、「排水トラップ」でのトラブルが原因かもしれません…!
そもそも「排水トラップ」ってなに?臭いを防ぐ壁の仕組み
先ずはじめに「排水トラップ」とは、排水管の途中や排水口のすぐ下にある、水まわりになくてはならない重要な仕組みです。
普段の生活で、私たちが下水の嫌な臭いや害虫に悩まされずに過ごせるのは、このトラップの中に意図的に少量の水*が溜まっているからなんです!
この水が「蓋(ふた)」の役割を果たし、下水管からの悪臭や虫の侵入をブロックしてくれています!
*「封水(ふうすい)」と呼ばれ、トイレの便器内に溜まっている水も封水にあたります
しかし、以下のような理由で、この仕組みが崩れてしまうことがあるんです…
①封水切れ(水が蒸発・消失した)
長期間家を留守にしたり使用していない状態が続くと、封水は蒸発してしまう事があります。
また、雨の日の気圧変化や勢いよく水を流すと(本来は圧力がかかっていて、水がいっぱいある状態ですが)圧力が負圧(引き込んでしまう)に転じて、溜まっていた水が引いてしまう(逆サイホン作用)。
②トラップ部品のズレ・破損
掃除の際に椀(ワン)などの部品がしっかりハマっていなかったり、経年劣化でひび割れ、封水が流れ出てしまっている。
③防臭パッキンの劣化
シンク下の蛇腹ホースと床の配管の接続部分にあるゴムパッキンが劣化して隙間ができ、封水が流れ出てしまっている。
こうした原因があると、どんなに排水口の表面をピカピカに磨いても、排水口の奥から下水の臭いが部屋の中に直接漏れ出してきてしまうのです…
悪臭を放置するとどうなる?恐怖の「つまり(閉塞)」リスク
「ちょっと臭うくらいなら我慢すればいい」「業者を呼ぶほどでもない」「お部屋用のフレグランスとかお香で臭いを誤魔化せば良い」と放置してしまうのは….実は非常に危険です!
なぜなら悪臭がしているということは、以前のブログでも触れましたが、配管の奥で油汚れ・髪の毛・石鹸カスがヘドロ状になって固まり始めているサインでもあるからです!
これを放置し続けると、固着した汚れはどんどん大きくなり、段々水の流れ(排水)が悪くなり、…最終的には排水管を完全に塞いでしまう「つまり(閉塞)」という大惨事に発展します。
「詰まるのは困るけど、そんなに大惨事?」と思うかもしれませんが、前述の「(排水の)流れがちょっと悪いかな」という時点で、業者に依頼し、解決すれば、確かに大惨事というほどにはならないかもしれません。
しかし!詰まっていることに気が付かず、1滴ずつコップに溜まった水が”ある1滴”で突然あふれかえる様に、突然水が逆流*して床が水浸しになったり、最悪の場合、アパートやマンションの床下等でこれらが起こると、階下への漏水被害に繋がってしまうケースも少なくありません。
更に最悪を重ねると、階下へも漏水被害を出してしまった場合、通常であれば(加入していれば)火災保険等で、加害者側として階下の被害箇所の修繕費をまかなえます、が、”(漏水を)放置していた”と保険会社に判断されてしまうと、過失が大きいとみなされ…費用の一部、あるいは全く適用されない恐れもあるんです!
*詰まりにより正常に排水されなかった分の水が溢れる事を「オーバーフロー」と呼びます
プロ(指定工事店)はどうやって解決するの?
「自分でパーツを触るのは怖い」「配管の奥の汚れなんて、手が届かないのに、どうすればいいの?」という時は、迷わずプロを頼ってくださいね!
我々「水まもり隊」のような指定給水装置工事事業者では、以下のような専門的なアプローチでトラブルを根本解決します。
①ファイバースコープ(内視鏡)カメラ調査
重度の場合や、詰まりの箇所を特定する為に、見えない配管の奥を細い管の様なカメラで覗き、悪臭や詰まりの根本原因を特定します。また、状況によっては作業後に詰まりが解消した事を確認するのにも使用します。
②トラップ・パッキンの交換・補修
原因が部品の老朽化による破損や変形の場合には、劣化している部品や防臭ホースを交換し、また、隙間をピッタリと補修し、二度と臭いが漏れない状態に整えます。
③高圧洗浄作業
部品ではなく詰まりが原因(あるいは詰まりかけている)際には、業者用の高圧洗浄機を使用します。
配管内に専用のノズルを差し込み、強力な水圧で壁面にこびりついたヘドロや油固着を削ぎ落とします。
④(ワイヤー)トーラー作業
詰まりの原因物(固着物)が硬すぎる重度の詰まりの時は、いきなり高圧洗浄を使用すると、その水で原因物を除去できず、むしろ跳ね返され、意味(効果)が無いか、それこそ”大惨事”になります。
その為、高圧洗浄と併せて*、トーラーと呼ばれるワイヤーで配管内の原因物を粉砕してから、高圧洗浄をします。
*配管内を綺麗にする為、高圧洗浄作業とトーラー作業を複数回繰り返す事もあります。
(配管を傷つけたり、途中で折れてしまうと、規模の大きい工事が必要になる恐れがある為、間違ってもご自身で代わりになりそうな長いワイヤー等を排水口に入れないでください!)
水まわりの「違和感」は早めのご相談を!
「色々試したけど自分での掃除では臭いが消えない」「水の流れる音がいつもと違う」と感じたら、それは配管からのSOSサインです。
放置して深刻なつまりを起こす前に、ぜひ一度お気軽にご相談ください!

株式会社ビフォティーグループ【水まもり隊】は、地域の皆様に安心をお届けする「指定給水装置工事事業者」です。
お電話・お問い合わせフォーム(メール)はもちろん、公式LINEに現場の写真をお送りいただければ、ご相談がスムーズになり、また内容によっては、概算のお見積にも対応いたします!

「現場調査は無料でも、いきなり自宅に来られるのはちょっと…」「仕事があるから、空いている時間が少ない」「そもそも、これって水道修理業者に依頼するものなの?」といったお問い合わせでも構いません!
悩まれる前に、どんな些細な事でも、お話しくださいませ!