【施工事例紹介】侮るなかれ、水漏れは早めの対応が必須!~階下漏水の対応編~
小さな水漏れ、放置してはいませんか?
こんにちは「水まもり隊」です!
お客様より、
最上階では無いのに天井から水が降ってくる、調べてほしい!
とのご相談をいただきました。
最上階、特に梅雨の季節なら雨漏りの可能性が高いこちらのご相談。
しかしお客様がお住いになられているのは最上階ではないとの事。
スタッフがご自宅にうかがい、問題となっている天井を調査したところ…
原因は上の階からの水漏れ、水道業者が使う言葉で言うところのいわゆる
「階下漏水」
が発生してしまっている状態でした。
”階下漏水”とは?
「階下漏水」
とは、書いて字のごとく
「上の階で水漏れが起きた際に床板の隙間等を伝い、下の階に水が流れていってしまう」
現象です。
この階下漏水ですが意外と頻繁にあちこちで発生していて、水道修理業者としても数多くの現場を担当させていただいた過去が…
例えば、階下漏水が起きてしまった一例としましては下記リンクの様なものがあります。
この階下漏水が発生してしまう主な原因は
①物件の築年数が長い等の理由から床板等の設備に痛み・劣化・隙間が生じ、下の階に水が流れ出てしまった
②水漏れに気がついていない、あるいは気がついていたが長期間に渡り放置してしまい、下の階に水が染み出てしまった
③とにかく凄まじい量の水が勢いよく溢れ出てしまい、短時間で下の階に漏れてしまった
の、3パターンがあげられます。
階下漏水が起こるとどうなる?
この階下漏水トラブルの厄介なところは、床板や天井の腐食といった広範囲の被害を招くだけでなく、更に保険適用外になってしまった場合。
なぜなら全ての補修金額を、漏水が発生したお住いの方が負担する事になってしまう恐れがあるからです。
保険適用になるかの審査はとても厳しく
「どこで水漏れが起きたのか」
「なぜ気がつけなかったのか」
「水道代の増加で気が付かなかったのか」
「過去の工事歴はどうなっているか」
etc…
といった具合に「過失が無いかどうか」を詳しく調べます。
もしこの審査の時
「気がついていたのに放置していた」
「資格の無い業者に依頼した過去がある」
等の過失があると判断されてしまうと…
下の階の補修工事も含めて、全額負担する事になってしまうのです!
一軒家の方も勿論ですが、特にマンションやアパートの様な集合住宅だと直さない訳にはいきません…
しかも費用面の不安があっても、下の階に暮らしている人がいる以上すぐに直す必要があります。
また、状況によっては大家さんやテナントオーナーさんから損害賠償を請求される恐れも。
階下漏水を含め、これらの【水漏れを放置した際のリスク】に関しましては今後別記事にて、詳細な内容をご説明させていただいていますので是非ご参考くださいませ!
保険が下りた階下漏水被害の例
そこで今回のケース戻りますが、キッチン下の
「アングル止水栓」=「キッチンシンクのシャワー水栓(蛇口)へお湯・水を送る給水管」
からの水漏れが大元となっていました。
その為
「普通に生活していると目に入らない壁板の内側での事故であり、なおかつ少量の水が長期間に渡り漏れた(水道代では気がつけない)事での階下漏水」
と判断がなされ、保険適用されたケースとなります。
保険適用された事でお客様の負担も減り、無事、経年劣化してしまっていたアングル止水栓・腐食してしまった床板&天井といった被害箇所の全ての工事を安心していただいた上で行えました!
※ before→写真左 after→写真右 ※
お客様からも
「保険の件を知らなかったら全額負担していたかもしれない、教えてもらえて助かった」
「他にも水周り関係で、どんな保険があるか詳しく説明してもらえて良かった」
と、大変ご満足いただけました!
保険対応もお任せください!
いかがでしたでしょうか?
いつどんなタイミングで水周りのトラブルが起こるかは予測が難しいものです。
ちょっとした小規模な被害で済む場合もありますが…
階下漏水の様に、トラブル発生現場だけでなく他の広範囲にまで被害が及んでしまうケースも、なんてことの無い日常では突然起こり得無いとは言い切れません。
我々「水まもり隊」は「皆様を水周りのトラブルから守りたい」という強い想いで活動しています。
小さなお悩みでも大きなお悩みでも、皆様を悩ませているトラブルがあるのなら、解決のために全力を尽くさせていただきます!
365日24時間いつでもお電話・メールにて、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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