【施工事例】お手洗いをより便利に!オシャレに!”タンクレストイレ”
タンクがないだけで大きな変化”タンクレストイレ”
こんにちは「水まもり隊」です!
突然ですが皆様、お手洗いの空間にこだわりはありますでしょうか?
使い勝手や見た目…毎日使う場所だからこそ自分にとって落ち着ける空間にしたいですよね。
そこで今回はお手洗いのリフォームとして”タンクレストイレ”について説明させていただきます!
タンクレストイレとは?
まず最初に、そもそもタンクレストイレとは何かですがその名の通り「タンクがないお手洗い」です!
従来のタンク付きのトイレが水道の水を一旦タンクに貯水し、その水で便器内を洗浄するのに対して、タンクレストイレは水道と直結しており、水道水の水圧で流す仕組みになっています。
1993年にTOTOさんから日本初のタンクレストイレが出て以来、そのスタイリッシュな見た目と多彩な機能性から人気を博してきた存在。
ではそんなタンクレストイレの人気の理由であるメリットとは?
…残念ながら存在するデメリットと合わせて、説明させていただきますね!
タンクレストイレのメリット
タンクレストイレにはうれしいメリットが沢山あります。
まずはメリットについて、ご紹介させていただきますね!
①節水効果
第一のメリットとしては、従来のタンク式トイレが一回の洗浄で約13リットルもの水を使うのに対し、タンクレストイレは一回約3リットル~4リットル(※製品差あり)程度の水で洗浄が行える点です
一回ごとの洗浄に使う水が訳3分の1以下に減る…これはとても大きい変化で年間の水道代15,000円前後の節約効果が期待できます!
②お掃除が簡単に
黒ずみに水垢、おトイレの汚れって何度掃除しても、気が付けばできてしまいますよね。
そこでタンクレストイレでは、設計の段階から既に汚れにくさを考慮して作られているんです!
除菌水により、黒ずみを抑える機能がついている物や、市販の台所用中性洗剤等を加える事で便器内の水面に泡を立て飛び跳ね汚れを防いでくれる物など、様々な機能があります。
また、従来のタンク式トイレが主に、実は表面に凹凸が多く汚れが蓄積しやすい陶器で作られているのに対して、タンクレストイレは各メーカーさんの研究により開発された様々な新素材が使われ、今では汚れが付きにくい素材が主流となっています。
更にタンクレストイレは特有のスタイリッシュな形状…全体的に滑らかなフォルムしています。
つまり、従来品にはあったタンクと便器間の隙間や段差がタンクをなくすことで生じなくなり汚れてしまっても拭き取りやすくなっているのです。
③豊富なデザインとコンパクトさ
次に注目していただきたいのはデザイン性と使用スペースに関してですがタンクレストイレは従来のタンク有りのトイレと比べて流線型で、かつ、とてもスタイリッシュな見た目をしているという点。
なぜなら、デザインがオシャレさを意識したデザイン展開をしており、お手洗いという空間のイメージを覆すような物が多くあるからです。
そしてそのデザインはただオシャレなだけでなくタンクがない分、幅・高さ・奥行きの全てが一回り程小さくなっているので非常にコンパクト。
特に高さと奥行きに関しては従来品と比較して、平均10~30㎝前後小さくなっていてかなりの省スペースとなっています。
それにより狭めなお手洗いであっても、空間全体がスッキリとして広く使う事が可能です。
トイレそのものがスタイリッシュなのに加えて省スペース、これらのお陰でお手洗いという「閉鎖的で暗い」イメージが覆り、尚かつ様々なインテリアとも合わせやすいので、更にオシャレな空間にアレンジすることが出来ます!
連続で水が流せる
これは少々おまけ的なメリットではありますが、タンクレストイレは待ち時間なく連続でお水を流すことが可能です。
タンク型のお手洗いを使用した事のある方は多くいらっしゃるかと思いますが、一度流してから一度流すには水が溜まるまで待つ必要がありますよね。
便器内のお掃除をしていて連続で流そうとした時や、使用中に音消しの為に一度流してしまうと次に水を流せるようになるまで待たなくてはいけない…そんな地味な煩わしさが、水道管から直結しているタイプのタンクレストイレならなくなります!
そして連続で流したとしても、節水効果が高いので水道代が嵩みにくいのもポイントです。
④各メーカーごとの便利な機能
水道代の節約・掃除のしやすさ・デザイン性・連続での使用etc…
便利な機能や利点の多いタンクレストイレですが、これだけではありません!
他にもTOTO・パナソニック・リクシル等、各メーカーさんの出している製品によって様々な便利な機能があるんです。
例えば、節水だけでなく節電にも着目した使用時のみに便座を温める「瞬間暖房便座」、お手洗いに入室したタイミングからの汚れ・臭いを抑えてくれる機能等、実用的で便利な機能が多くあります。
ちなみに、先述した便器内に泡を作る事で飛び跳ねをなくし便器内だけでなく、周辺の床の汚れも防いでくれる機能なんかもメーカーさん特有の物です。
また、お手洗いという空間をより落ち着ける場所にする為に、夜中にトイレで目覚めてしまっても便器鉢内と床面のみを優しく照らす事で、ほんのりとした明るさで使用でき、眠気を覚ましにくくする機能や、便座からクラシック等の名曲が流れる面白い機能が沢山あります!
タンクレストイレのデメリット
何かと便利なタンクレストイレではありますが、残念ながらデメリットも存在します。
以下の内容を重視される方は、タンクレストイレへリフォームする際には注意が必要です。
①手洗い場がついていない
お手洗いで用を足した際、タンク上にある手洗い場で手を洗う方もいらっしゃるかと思います。
ささっと洗えて便利なスペースですが、タンクレストイレにはそのタンクが存在しない為、お手洗い内に手を洗うスペースが欲しい場合には別で手洗い用のカウンター等を作る必要が。
その為「空間を広くしたいが手洗い場も欲しい」という方にとっては逆にスペースが狭くなってしまう恐れもあるので要注意です。
ただし基本的には無い、というだけでメーカー・型番によっては手洗い場がついている物も勿論あります!
②停電時の使いにくさ
タンクレストイレの多くが、水道からの水を「電磁弁」というバルブの開閉でコントロールしています。
電磁弁という名前の字面の通り、電気を使用して動かしているので災害等により停電してしまうと水が流れなくなってしまいます。
その為、停電時にトイレを使用する際にはバケツで水を汲み流し込んだりと、普段の様に使うことが出来なくなってしまいます。
ただし!先述しました手を洗うスペース同様に、こちらもオプションの部品を付けることで、停電時でも通常通りに流せるようになるトイレもあります!
③温水洗浄便座(ウォシュレット)部分のみの交換が出来ない
従来のタンク付きトイレであれば、温水洗浄便座(ウォシュレット)に不具合が生じた際には、その部分のみの交換が可能です。
対してタンクレストイレは便座と一体化していますので、もし万が一に故障してしまうとウォシュレットのみの交換が難しくなっています。
基本的に故障時は、便座部分を含めて修理してもらう必要がでてきます。
④水圧によっては設置できない
そして根本的な問題として、タンクレストイレは水圧が低いと設置できない恐れがあります。
水道管から直接水を引っ張り流すという特性上、どうしても一定以上の水圧が必要になるのです。
その為、どの程度の水圧が必要になるかは製品によって異なりますが…
マンションの中でも高層階にお住まいの方等水圧が低いお部屋では設置できない製品が出てくる、あるいはタンクレストイレがそもそも設置できない恐れがあります。
水圧が低い環境に設置をお考えの方は、要注意です。
リフォームをお考えなら
以上が、最近よく目にするようになったタンクレストイレのメリット・デメリットとなります!
いかがでしたでしょうか?
デメリットも存在しますが工夫する事で心配のなくなるものもありますし、メリット面ではスタイリッシュでおしゃれな見た目に加えてお掃除も楽。
なんといっても節水効果が高く、長く使用すればするほどリフォーム代の元が取れるどころか節約になる、さらに言えば、お掃除が非常に簡単で頻度も少なくて済むという事は、水道代だけでなく時間の節約にもなるという事…とても魅力的ですよね!
トイレのリフォームをお考えの方は是非、この機会にご検討してみてはいかがでしょうか?
しかしながら製品ごとの設置条件や金額等、リフォームするにあたって気になる事や、心配な面も多くあるかと思います。
そこで我々水まもり隊は、排水の詰まりや水漏れの対応だけでなく、リフォームに関してもお客様に寄り添った対応を心がけております!
製品の特長や金額、お客様のご希望に沿ったリフォーム案を専門の知識と経験からご提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。
その他のご不明点等に関しましても、24時間365日いつでも皆様からのお声をお待ちしております!
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